外が寒くなると食べたくなるのが、このクラムチャウダー。アメリカ北東部、ニューイングランド地方が発祥の地。地方によっては、トマトベースのクラムチャウダーもあるのですが(マンハッタンクラムチャウダー)、ミルクたっぷりのホワイトソースベースがニューイングランドクラムチャウダーの特徴。あさりは水煮の缶詰でも代用できますが、できれば生のものを使いましょう。風味がだんぜん違います。缶詰を使う場合は、汁をスープに利用してください。
じゃがいもたっぷり具沢山のこのスープ、メインディッシュとしてもいただけます。ここでの材料は、メインディッシュなら2人前、スープとしていただくなら4人前です。下の調理中の写真は、倍量で作ったものです。
クラムチャウダー
分量: 2-4
材料
- あさり 12個ほど(約400g)
- 水 1.5カップ(360ml)
- じゃがいも 大1個 (1センチ角に切る)
- 玉ねぎ 1個 (粗みじん切り)
- セロリ 1本 (みじん切り)
- にんにく 1かけ (みじん切り)
- ベーコン 100g (2センチ幅に切る)
- バター 大さじ1(15g)
- 小麦粉 大さじ1
- 牛乳 1カップ(240ml)
- 塩 小さじ1/2 程度(味見をしながら調節)
- こしょう 少々
作り方
- 砂抜きしてきれいに洗ったあさりと水を鍋にかけ、あさりの殻が開くまで煮る。
- あさりを取り出しみじん切りにし、煮汁はペーパータオルなどでこしてとっておく。
- あさりの煮汁とじゃがいもを鍋に入れ火にかけ、煮立ったら弱火にし、じゃがいもが柔らかくなるまで煮て火からおろす。
- 厚手の鍋を中火にかけ、バターを溶かしベーコンを表面がカリッとなるまで炒める。そこへ玉ねぎ、セロリ、にんにくを加え玉ねぎが透き通り材料がしんなりするまでよく炒める。
- 4.に小麦粉を入れ、焦がさないように3分ほど炒める。
- 3.のあさりの煮汁を5.に少しずつ足し、とろみがつくまでよく混ぜる。じゃがいもと残りの煮汁を加えて煮立てる。
- あさりと牛乳を加え中火にし、煮立ったら弱火にして時々かき混ぜながらさらに10分ほど煮立てる。
- 塩こしょうで味を調える。ベーコンの塩味で十分味はついているので、味見をしながら少しずついれる。味が濃いようであれば、牛乳を足して調整する。