日本でパイというと、たくさんの層からできた折りパイを使うことが多いですが、アメリカのパイ生地は基本的に練りパイです。簡単で誰にでもできるのですが、ちょっとしたルールを守ると、さくさくの軽いパイ生地ができます。
ショートニングを使うことでさくさく感が出て、バターも混合して使うと、バターのかおりも楽しめます。名前は「練りパイ」ですが、まぜるときにあまり練らないように気をつけて。脂肪分のつぶつぶを完全に生地と一体化させないことが軽く仕上げるコツです。具と一緒に焼くアップルパイ等の焼きパイや、パイ生地を先に焼いておくクリームパイ、どちらのタイプにも使えます。
パイ生地
調理時間:
調理時間(すべての過程):
分量: 23cmのパイ皿2枚分
材料
- 中力粉 2½カップ(325g)
- 砂糖 大さじ1
- 塩 小さじ1
- ショートニング 110g (冷蔵庫でよく冷やしたもの、1cm角)
- バター 110g (冷蔵庫でよく冷やしたもの、1cm角)
- 冷水 大さじ6-8 (90-120cc)
作り方
- フードプロセッサーに中力粉、砂糖、塩を入れてスイッチを押したり消したり、2-3回攪拌する。ショートニングとバターを加え、約10回、あるいは脂肪分がのつぶつぶが残るぐらいに攪拌する。
- 大き目のボールに1の粉類を取り出し、冷水を大さじ6加え、フォークで混ぜる。水分が足りなければ、加減を見ながら大さじ1づつ加える。
- 生地を2等分にしてから、それぞれまとめ、円盤状にする。ラップにつつんで冷蔵庫で1時間休ませる。