リゾットと言えば日本でもおなじみのイタリア料理。おかゆ、おじや、雑炊を食べる国民としてはかなりとっつきやすい外国料理でしょう。アメリカではイタリア料理の店ではもちろん、ちょっとおしゃれなレストランのメインディッシュの付けあわせとしてもよく見かけます。白いごはんにしょうゆをかけて食べるアメリカ人には、もともと味のついたリゾットの方が食べやすいのかもしれません。
シーフードリゾットなどの具入りとは違って、ここでご紹介するのはシンプルなチーズ味。チーズ入りと言っても、パルメジャンチーズを使うのでコクはあるけどかなりさっぱりした仕上がりです。できればクラフトなどの筒(缶?)入りの粉チーズではなく、ブロックのパルメジャンチーズをけずって使ってみてください。味が断然良くなります。
リゾットに使われるお米はアーボリオ米(Arborio rice)という短米です。日本の白米よりは粘り気が少ないですが、似ています。 アーボリオライスが手に入らない場合は白米で代用してもいいでしょう。
少し手間がかかりますが、白米の代わりにリゾットと洋風おかず、にしてみるといつもの夕食からちょっと脱マンネリになっていいかもしれません。
おいしいリゾット
下準備時間:
調理時間:
調理時間(すべての過程):
分量: 3-4
材料
- チキンストック 1½カップ (360cc)
- 水 1½カップ (360cc)
- バター 大さじ2
- たまねぎ 1個(みじん切り)
- アーボリオ米 1カップ
- 白ワイン 1/2カップ (120cc)
- パルメジャンチーズ 1/2-1カップ(削ったもの)
- 塩こしょう
作り方
- チキンストックと水を鍋に入れ沸騰させたら火を止める。冷めないようにふたをして置いておく。
- 別の鍋にバターを入れて中火で5分たまねぎを炒める。
- その中に米を入れ、半透明になるまで3分ほど炒め、ワインを加えて水分がなくなるまでさらに2-3分炒める。
- チキンストックを半量入れて、弱火で10分、ときどきかき混ぜながら炊く。
- 残りのチキンストックを3回に分けて加えていく。水分がなくなったら足す、を3回繰り返す。この間約10-15分、芯が残らないように気をつける。
- パルメジャンチーズを加え、よく混ぜ、塩こしょうで味を調える。