ピーカンパイ
お菓子, パイ・タルト

おいしいピーカンパイ

アメリカの代表的なパイと言えば、アップルパイ、パンプキンパイ、そして忘れてはならないピーカンパイ。三大パイの中のひとつです(ってほんとか?)。三大かどうかはともかく、秋の実りのナッツを使ったこのパイは、秋冬のホリデーデザートには欠かせないパイなのです。でも、アメリカ南部が発祥のピーカンパイ、甘くて苦手~って方も多いかも。

かくいうわたしも、ピーカンパイ、あまり手がのびないんですよね。パンプキンパイかピーカンパイかと聞かれれば迷わずパンプキンを選びます。ピーカンパイの何が苦手かって、パイの中でナッツとゼリー状のたまご液が完全に分離しているところ!これは許せません。ブラウンシュガーゼリーか、ってくらいぷるぷるしていて、ああ、もう想像しただけで無理・・・。ナッツは表面に浮いているだけなので、見かけでだまされた感も満載。・・・と散々にこきおろしましたが、アメリカでは、「これがいいのよ(怒)!」って言う人も多いはず。なんせ三大パイのひとつですからねぇ(いや、だからそれは定かでは・・・)。

そんなわけで、避けていた領域のピーカンパイですが、今年は思い切ってチャレンジ!ゼリー部分をなるべく減らすためにレシピを工夫してみたところ、もっとナッツの風味と食感が楽しめるものができあがりました。南部らしいバーボンウィスキーでかおりをつけてアメリカン度もアップ。パイ生地は別レシピをご参照ください。手順はThe America’s Test Kitchen のレシピブックを参考にしました。

やっぱり甘~いパイですが、アイスクリームやホイップクリームを添えると甘さが緩和されます。本当ですよ、冗談抜きに(ゲッ、と思ったあなた、いいんですよ、ホリデーだから。ダイエットも失敗したし、道連れだわよ・・・)。見た目も秋色のピーカンパイ、今年のホリデーディナーの〆にどうぞお試しあれ!

 

パンプキンパイ作り方2

おいしいピーカンパイ

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Prep Time 1 hour
Cook Time 1 hour 30 minutes
Total Time 2 hours 30 minutes
Servings 23 cm パイ皿1枚分

Ingredients
  

  • パイ生地 別レシピ 1枚分
  • ブラウンシュガー 1カップ 210g
  • 溶かしバター 1/4カップ 55g
  • たまご 3個
  • コーンシロップ 1/3カップ 80cc
  • モラセス 黒蜜 大さじ2
  • 塩 小さじ1/4
  • バーボンウイスキー 大さじ1-2
  • バニラエッセンス 小さじ1
  • ピーカンナッツ 細かく砕いたもの 2カップ
  • ピーカンナッツ 飾り用 1/4-1/3カップ

Instructions
 

  • パイ生地1枚分を直径約30cmにのばし、直径23cmのパイ皿にしく。生地のまわりに縁飾りをほどこし、冷蔵庫で30分休ませる。生地の上にアルミホイルをかぶせてパイ用の重石か豆などをのせ、摂氏190度(華氏375度)に予熱したオーブンで約30分下焼きする。
  • ボールにブラウンシュガーと溶かしバターを入れよく混ぜる。
  • そこにたまご、コーンシロップ、モラセス、塩を加える。弱火で沸騰寸前の湯の入った鍋の上にそのボールをのせ、泡だて器でよくかき混ぜながら摂氏55度(華氏130度)になるまで熱する。
  • たまご液にバーボン、バニラ、砕いたナッツを加えて混ぜ合わせ、アルミを取った、まだ熱いパイ生地の中に流しいれる。飾り用のピーカンナッツ(ハーフ)をパイの上にのせる。
  • オーブンの温度を摂氏150度(華氏300度)まで落し、50-60分焼く。ナイフをさして何もつかなければできあがり。

 

パンプキンパイ作り方2

ステップ1-1(縁飾りサンプル)

ピーカンパイ作り方1

ステップ1-2

ピーカンパイ作り方2

ステップ2

ピーカンパイ作り方3

ステップ3

ピーカンパイ作り方4

ステップ4

 

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