アメリカでは定番のクリスマスのお菓子なのに、あまり日本では知られていないペパーミントバーク。セミスイートのダークチョコとホワイトチョコのレイヤーの上に、細かく砕いたペパーミント味のキャンディーケインを散らしたシンプルなお菓子。大手のチョコレート会社やグルメショップでは、ホリデー用の缶につめたものをクリスマスの贈答用などに結構な高値で売っていたりもします。私も家族も大好きなこのお菓子、今年は初めて手作りしてみたら、なんと超簡単!
要は、ダークチョコとホワイトチョコを別々に溶かして、天板の上に交互に流して固めるだけ。キャンディーを砕くのは娘にまかせられるほど簡単。なしでも十分おいしいと思うんですが、ここではオーガニックのミントエクストラクトを溶かしたチョコに少々加えて風味良くしてみました。
包丁で四角形に切るのもありですが、主流はランダムに割ったもの。冷蔵庫で冷やせば、手で簡単にバキバキ割れます。材料はシンプルで、白と茶色のチョコが同量。この分量では、うちの手持ちの33 x 24cm (9 x 13in) の天板にほぼいっぱいできましたが、材料を減らせば少量だけ作ることもできます。
たくさんできたら、可愛い缶にでもつめて、家族やお友達へのちょっとした贈り物なんかに使うのもいいですね。
ミントとチョコの組み合わせが大好きな私には、たまらない味。口の中で溶けるチョコにパリパリのキャンディが歯触りよく、絶妙な味のハーモニー。大雑把にみえるアメリカのお菓子、でもとても計算された絶品のトリートなのです。
ぜひお試しを〜!
- セミスイートチョコ 350g
- ホワイトチョコレート 350g
- ペパーミントエクストラクト 小さじ ½(オプション)
- キャンディーケイン 3本 (またはペパーミント味のキャンディ適量)
- 天板にオーブンペーパーかアルミホイルを敷いておく。キャンディーケインをビニール袋に入れて、めん棒などで叩き砕く。
- セミスイートチョコレートを細かく刻み、湯煎にかけて溶かす。溶けたらペパーミントエクストラクトの半量を入れて混ぜる。ボールがお湯につからないように気をつける。
- 用意しておいた天板に2を流し入れ平にする。天板を少し上から何度か落として余分な空気を抜かせる。表面が固まるまで常温または冷蔵庫で10分以上おく。
- ホワイトチョコを同様に溶かし、3の上に流し、固める。
- ホワイトチョコが乾かない間に、砕いたキャンディーを散らせる。冷蔵庫に入れて冷やし、チョコレートが固くなったら手で食べやすいサイズに割る。