毎年9月の第一月曜日はレイバー・デー(Labor Day)の祝日。多くのアメリカ人にとって、この三連休をもって長くて楽しかった夏が終わり、本格的に学校や仕事が忙しくなったりする大事な切り替えの日でもあります。あちこちで最後のバーベキューを楽しむ人たちがいたり、連休を使ってキャンプへ行く人もいれば、あえてのんびり骨休めをする人もいます。
我が家は、少し涼しく過ごしやすくなったのを機に、仲良しの友人家族と一緒にサンディエゴ近郊のジュリアンという田舎町へ行ってきました。
車でほんの一時間ほど東へドライブするだけで、そこはのどかな田舎。地元の人達の間では、ジュリアンといえばアップルパイ!なのですが、この季節人気なのが袋いっぱいに取らせてもらえるりんごや梨狩り。こんなところでもカリフォルニア州の深刻な干ばつの影響で、数年前に来た時と比べてりんごの数の少ないこと。もともと小ぶりでちょっと酸っぱいかなという感じのジュリアンのりんご、パイにできればいいなあと思っていたのが、あまりの不作で今年は断念。でも、梨はたくさんありました!私たちの入った梨農園は、すべてオーガニックの梨で、一袋10ドルで袋に溢れるまで取らせてもらえました。それと、味見も自由。「木からポロンと落ちそうなのが甘いよ〜。農薬かかってないから、そのまま食べてもいいよ!」との農園オーナーの老夫婦のお言葉に甘え、みんな取っては食べ、取っては食べ、梨でお腹いっぱいになりました。木で完熟する梨はやっぱり美味しい!熟れた梨は丸ごと数個ずつその場でいただき、固めのを袋に入れて持ち帰りました。
梨園の後は、思いがけず立ち寄ったワイナリーでワインテイスティング。そして持ってきたお弁当と現地で調達したワインを広げてピクニック。やっぱり自然は癒されます〜。
最後の締めは、アップルパイ。ジュリアンに来たら必ず食べたいのが、アップルパイ。人気の店舗が二軒あり(それも本店と支店と二軒ずつ)、どこも長い行列。アメリカにもあるんです、行列のできる店が。私のお気に入りなのが、MOMSというアップルパイ屋さん。ジュリアンのダウンタウンの本店でなく、梨園近くの支店に行ったにもかかわらず、長蛇の列。パイを買うだけで30分は並んだかな。でも、やっぱり並んでも食べたかったアップルパイ。バニラアイスクリームをのせたアラモードでいただきました。美味しかったけど、お持ち帰りはなし。だって、袋いっぱいの梨もあるし。
娘はこの梨で洋梨のクランブルを作ってね!って。そういえば、3年前のブログでも同じことを言ってたっけ。。。洋梨のクランブルのレシピはこちら。ジュリアンで撮った写真は、上のギャラリーの矢印をクリックしてご覧ください。クランブル、明日のおやつに作ろうかな〜。