おいしいパンプキンチーズケーキ

またサンクスギビングのシーズンです。ハロウィーンからこっち、アメリカのスーパーはパンプキン一色です。かぼちゃ味のあれだこれだとまぁ五月蝿い賑やかなこと。そしてこの季節になると義理の母がホリデーメニューのお伺いを立ててきます（こちらもまぁうるさ。。いや、止めておこう）。

今年は実家でディナーということになったので、私はお客様（やった！）。メインのターキーは絶対不動、でも副菜やデザートはその年によって変わったりします。じゃぁデザートは持ってくよ、なんて余計なことを言ってしまい作るはめに。せっかくのお客様なのに。サンクスギビングデーの定番デザートと言えばパンプキンパイですが、ターキーと違ってそこはやっぱり脇役。今年はパイはお休みして、こちらもホリデーに人気の、パンプキンチーズケーキを作ることにしました。

アメリカでパンプキンデザートに使うかぼちゃはほぼ缶のパンプキンピューレ。これが好きじゃないんです、私。なんか水っぽいというかなんというか….ただ生のかぼちゃを使いたい、ま、それだけなんですけどね。変なこだわりです。近くのオーガニックマーケットにかぼちゃを物色しに行くと、いつものKabocha Pumpkinの横にRed Kuriというパンプキンが。Kuriってもしかして、栗カボチャ？！

文字通りホクホクして家に帰って、早速切ってみました。色的にはちょっと薄い。いつものKabochaの方がいい色してる。とりあえず蒸してみることに。結果は、なんか、まぁいいけど、水っぽさは否めない、って感じでしょうか。残念です。栗のようなホクホクな食感とはほど遠いものでした。いい夢見させてもらったよ、栗カボチャ。。。でもいつものKabochaがいい感じにホクホクでした〜！

チーズケーキ作りの大事なポイントは、材料を全て常温にしておくことです。ダマにならないように全ての材料を室温に戻しておきましょう。混ぜ方も大切です。クリーミーになるように材料を分割して混ぜていきます。空気が入らないように高速での攪拌は避けてください。生地に空気を含みすぎると焼いてる時に膨らみ過ぎ、しぼんでしまう恐れがあります。そして、タイミング。冷やすのに時間がかかるので、出来れば前日から始めた方がいいでしょう。

私はアホなこだわりからパンプキンピューレの代わりに蒸して潰したかぼちゃを使いましたが、缶でもいいんです、全然。忙しいホリデーですから。生かぼちゃはお客様になれる人だけ試してみてください。