アメリカのスーパーマーケットの惣菜コーナーにほぼ必ずと言っていいくらいあるサラダ。シンプルでさっぱりとしていて、何の料理にでも合うのでうちではよく作るサラダの一つです。
何がギリシャ風かというと、やっぱりオリーブ。日本ではほとんど食べたことがなかったのですが、アメリカに来ておいしさを発見した食材です。ピザなどにのっている黒オリーブは未だにあまり好きではないんですが、ギリシャ風サラダに入っているカラマタオリーブ(Kalamata olives)、赤紫がかった色のオリーブは大好きなんです。塩気と酸味とそしてちょっとこってりとした濃厚な風味がやみつきになってしまいました。
そして、もう一つの決め手はフェタチーズ(Feta cheese)。羊のミルク(あるいは羊と山羊両方の)からできていて、ぽろぽろしているのにクリーミーな、ちょっと癖のあるチーズです。初めて食べたときの感想は、「くさっ」だったのですが、今や、そのにおいがいいんだよな~、なんて言ってます。
・・・さっぱりしていて何にでも合うなんて書いちゃったけど、チーズのくだりでちょっと自信がなくなってしまいました・・・、実はわたしの感覚が麻痺していているかもしれないですねぇ(在米18年、日本人としての味覚はあやしくなりつつある・・・)。でも、おいしいんですよ、本当に(笑)。きゅうりとトマトがおいしくなる夏にどうぞお試しください。
- きゅうり 1本
- トマト 中2個
- カラマタオリーブ 1/2カップ
- フェタチーズ 1/4カップ
- ***ドレッシング***
- レッドワインビネガー 大さじ1
- レモン汁 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
- 砂糖 小さじ1/4
- こしょう 少々
- 大き目のボールにドレッシングの材料を入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせる。
- 乱切りにしたきゅうり、トマトを、オリーブとチーズとともに1のボールに入れて、あえる。