こどもから大人まで誰もが好きなアイスクリーム。アメリカでも夏はもちろんですが、季節に関係なく大人気。遊びに出かけるとBaskin Robins などのチェーン店に立ち寄って食べたり、スーパーで夕食の買い物のついでにうっかりかごのなかに入れちゃったり、とにかく食べる機会の多いデザートです。
アメリカでは比較的安価な値段で売っている電器アイスクリームメーカー、お持ちの家庭も多いでしょう。うちは夫が大のアイスクリーム好きで、「アイスクリームメーカーがあれば、うちのハーゲンダッツの消費が格段に減る。」と、貧乏学生時代に説得されて買いました。これがあると家庭でも簡単に本格的なアイスクリームができるのです。・・・とは言ってもぐうたらなわたしのこと、時々思い出したように作るだけなんですけどね。
チョコレートやいちご、いろんな味がありますが、寄り道しても必ず戻ってくるのがバニラ味。やっぱり基本です。生クリームと牛乳を混ぜただけのものも簡単でさっぱりしていておいしいですが、ここで紹介するのは卵黄が入ったカスタード味のフレンチバニラです。このままでも十分リッチですが、牛乳・生クリームの割合で生クリームを増やすと更に濃厚になります。お好みで加減してください。
フルーツやナッツなど、お好みのトッピングをのせるとさらにおいしくなります。熱々のチョコレートキャラメルソースもバニラアイスクリームと愛称抜群なので是非一緒にお試しください。
たまご牛乳液を火にかけるとき、熱くなり過ぎるとたまごが固まるおそれがあるので、弱火でゆっくり、常に混ぜながら様子を見てくださいね。
- 牛乳 2カップ(480cc)
- 生クリーム 1カップ(240cc)
- 卵黄 6個
- 砂糖 1/2カップと大さじ2(約120g)
- バニラペースト(なければバニラエッセンス) 小さじ2
- 鍋が入る大きさのボールに氷水を入れておく。
- 牛乳と半量の生クリーム1/2カップ(120cc)を鍋に入れて沸騰直前まで熱する。
- ボールに残りの生クリーム1/2カップ(120cc)、卵黄、砂糖を入れて泡だて器でよくかき混ぜる。
- 熱い牛乳液を、3のボールに少量づつかき混ぜながら入れていく。
- 牛乳・たまご液を鍋に戻し、弱い中火でとろみがつくまで木べらで常にかき混ぜながら温める。(木べらの裏についた液を指でなぞったときにくっきり線ができればOK。)
- 鍋を1の氷水につけ、バニラペーストを入れて混ぜる。
- 粗熱がとれたら、容器にうつし、冷蔵庫で3時間以上冷やす。
- アイスクリームメーカーの取り扱い説明書に従って、アイスクリーム液を冷やす。15-20分くらいでやわらかいアイスクリームの出来上がり。
- かためのアイスクリームがよければ冷凍庫で3時間以上冷凍する。