ラザニアと言えば、たっぷりのミートソースにとろけるチーズでボリュームたっぷりのお料理と思われがちですが、お肉なしでお野菜とチーズだけでも作ることができるので、ベジタリアン料理としても人気です。今日はたっぷりのほうれん草とあっさりしたカッテージチーズをベースに、炒めたマッシュルームで風味をつけたトマトソースで、ベジタリアンラザニアを作りました。
このほうれん草ラザニア、実はうちの夫の大好物。お肉好きなのに、なぜかこのほうれん草入りのベジタリアンラザニアが大好きで、彼が自分で作る(数えられるほどの)料理のレパートリーの一つでもあります。私が初めてほうれん草ラザニアを食べたのも、その昔まだ結婚する前に彼に作ってもらった時のことでした。カッテージチーズを使って作るあっさりしたほうれん草ラザニア。冷凍ほうれん草と市販のトマトソースを使うシンプルなものでしたが、男の人の作る料理にしては意外といけるなあ〜とその当時感心したものでした。
そんなほうれん草ラザニアも、なぜか今では私が作るようになり、冷凍ほうれん草より生のほうれん草(生の方が安いのよ)、トマトソースも手作りで。。。というようにだんだん進化していき、このレシピに至ったところです。リコッタチーズを使うのが一般的なラザニアですが、ほうれん草を使う時は夫のレシピどおり今でもカッテージチーズを使っています。それも低脂肪乳のカッテージチーズを使ってるので、結構あっさりとして食べやすく、カロリーも控えめ。子供達も大好きで、ワンディッシュでお野菜も乳製品もたっぷり食べられるので育ち盛りの子供を持つ母としてもかなり嬉しい一品です。
ここでは全くお肉無しのベジタリアンラザニアにしましたが、もう少しボリュームが欲しいという場合は、もちろんお肉入りのラザニアレシピで使っているひき肉入りのソースにしてもいいですし、マッシュルームとソーセージなどを合わせても美味しいです。結局はラザニアも具材はなんでもありの家庭料理なんですよね。
- オリーブ油 大さじ2
- にんにく 2かけ(みじん切り)
- エシャロット1個(なければ玉ねぎ1/2個)(みじん切り)
- マッシュルーム 200g(みじん切り)
- トマト缶 大1缶(800g)
- 塩 適量
- こしょう 適量
- ほうれん草 1−2 把
- 卵 2個
- カッテージチーズ 450g(1パウンド)
- パルメザンチーズ 1/4カップ
- ラザニア(乾燥パスタ)1箱
- モッツアレラチーズ(シュレッドタイプ)230g (8oz)
- まずはトマトソースを作る。鍋を中火にかけてオリーブ油、にんにく、エシャロットを入れて軽く炒める。
- マッシュルームを加えて、マッシュルームの水分が飛ぶまでよく炒める。
- トマト缶を加えて塩(小さじ1/2ほど)こしょうをし、煮立ったら弱火にして30分ほど煮込んで火からおろす。(味見をして塩加減をととのえる。)
- ほうれん草を茹でてざるにとり、しっかり水気を絞り、粗熱がとれたらみじん切りにする。
- ボールに4のほうれん草、卵、カッテージチーズ、パルメザンチーズを入れて混ぜ合わせ、軽く塩こしょう(少々)して混ぜる。
- 大きな鍋に湯をたっぷり沸かし、塩(分量外)を入れた湯でラザニア(パスタ)を表示どおりかやや固めに茹でる。
- 耐熱皿の底に、トマトソースの1/4量を入れて薄く広げ、その上にパスタを並べる。
- 7の上に5のほうれん草ミックスの1/3量をまんべんなく広げ、その上にトマトソースの1/4量を広げ、さらにモッツアレラチーズの1/4量を広げる。その上に茹でたパスタを7と同じ要領で並べる。
- 8のステップをさらに2回繰り返す。最後に1番上のパスタの上に、残りのソースをかけ、残りのチーズをふりかける。好みで、さらにパルメザンチーズ(分量外)をかける。全体をアルミホイルで覆い、190度(華氏375度)に予熱しておいたオーブンで30分焼く。アルミホイルを取ってさらに10分焼く。
- オーブンから取り出し、10分ほどそのままおいてから切り分ける。