おいしいグリルドチーズサンドイッチ

今日のお昼は、昨日ホームベーカリーで焼いた食パンと常備品のシャープチェダーチーズのスライスで、グリルドチーズサンドイッチ。子供達は学校で、私一人のランチだというのに、めっちゃくちゃお子様メニュー。グリルドチーズ（略してこう呼びます）は、アメリカのダイナーのキッズメニューにはなくてはならない定番アイテム。そして、アメリカの家庭でグリルドチーズを作るというのは、日本人がおにぎりを作るのと同じくらいに一般的なことなのです。

週のはじめの月曜日は何かとバタバタしがち。仕事や雑用の合間にぱぱっと作って素早く食べられるクイックランチにしようと、パンをスライスし始めたところで、ふと「あれ？ひょっとしておいしいアメリカにこれ（グリルドチーズ）のってない？」ということに気づいたんです。ブログはじめて２年目、け〜っこうアメリカ料理のレシピも充実してきたかなと思っていたのに、この基本の基本であるグリルドチーズがのってない！（もう一つの基本の基本、ピーナツバター＆ジェリーサンドイッチはのせてたんだけど。。。）これはいかん！ということで、急遽カメラを取ってきて写真を撮ることに。。。といっても、これってレシピって言える〜？！というくらい簡単すぎるものなので、レシピというにはお恥ずかしい気もするんですが、やはりグリルドチーズはアメリカ料理の基本として一応抑えておこうということでレシピにしちゃいます！

要は、食パンの間にチーズを挟んで、パンの外側にバターを塗ってフライパンで焼くというだけ。外側にバターを塗って表面をカリっと仕上げるというところがポイントです。パンにバターを塗らないで、フライパンにバターを溶かしてからチーズを挟んだパンの両面を焼くという方法もあるんですが、私はどちらかというとパンにバターを塗ってからオイルなしのフライパンで焼く派。なぜかというと、余分な油が飛び散らないからという単純な理由だけで、味は変わりません。

パンもチーズも種類は本当になんでもいいんです。でも私はどちらかというと、普通の白の食パンにチーズは黄色いチェダーチーズってのがアメリカンらしくて好きです。これ、もっとアメリカンにしようものなら、思いっきりプロセスされたアメリカンチーズってのを使うんですが、そこまではいいかな。チェダー、大好きなんで。パンは、胚芽パンや全粒粉パン、バタールやブリオッシュなんかでしてもいいし、チーズもとろけるタイプのものであればなんだっていいです。そして、基本はチーズ＆パンのみですが、好みでハムやトマトの薄切り、ピクルスなんかをはさんで焼いても美味しいです。そうすると、パニーニにアップグレードされてしまう気もしますが。。。

それにしてもアメリカ人の子供達は本当にチーズが大好き。それも具やトッピングなしでチーズだけのもの。マカロニ＆チーズにケサディーヤ、チーズピザにグリルドチーズサンド、これらどれもがレストランのお子様メニューや学校給食の献立の定番アイテムなんです。

そして、それをなぜおばさんの１人ランチで作って食べるんでしょうかね〜？いやあ、自分で作るとなかなか美味しいんですよ。外側はこんがりパリパリ、そして中の食パンはフワフワ、そんでもってチーズはとろ〜りしてるんですよ。そりゃあ美味しいでしょ。

お子さんがいてもいなくても、グリルドチーズ食べたことない＆作ったことない方、是非一度お試しください。これぞ、ふつ〜うのアメリカの味です。