アメリカで初めてたまごサンドイッチを食べたのは、学生の頃に旅行で行ったニューヨーク。あちこちにあるデリカテッセンで、数ある種類のサンドイッチの中からなぜか egg salad sandwich(たまごサンド)を注文。日本風の薄切り食パンにマヨネーズであえたゆで卵を挟んで、片手でひょいと気軽に食べられるサンドイッチを想像していた私は、ニューヨーク版のたまごサンドを見てびっくり仰天!
まずは、でかい!厚切りパンに4センチくらいのたまごサラダの層。両手で注意してもたないとたまごが溢れ出してしまうというボリューム。それに味もなにか違う。。。あれからもう何年もたつのに、その時のショックは今でもよく覚えています。
先日のおいしいポテトサラダの投稿で、NORIKOちゃんがよ〜く説明してくれたように、ポテトサラダにしてもたまごサラダにしても、アメリカのマヨネーズ料理はひと味違うんです。もちろん、使うマヨネーズの種類もあるんですが、ポイントは、刻みセロリや玉ねぎ、ピクルスやパセリなどの風味や歯ごたえのあるものが入ってるところです。マヨネーズだけのたまごサラダよりも、少しセロリのシャキシャキ感が入り、少量の酢とマスタードでさっぱり感(ほんとか?)も加わります。
いやあ、でもたまごサンドと言えば、日本のマヨネーズたっぷりのゆで卵ペーストのようなものを極々薄く切ってミミを落とした食パンに挟んだのが一番でしょう〜。。。という気もわかるんですが、たまにはアメリカ版もトライしてみては?マヨネーズは、日本のものでもアメリカのものでもどちらでもいいです(私は日本の使いました!)
ここでは子供でも食べやすいように、具は少々控えめなんですが、バリエーションとして紫玉ねぎやピクルスのみじん切り、そしてケーパーやディルなどをいれても美味しいです。パンは、どちらかというとバタールやサワードーなどの歯ごたえのあるものや、ライ麦パンや胚芽パンなどとあわせることが多いです。
オープンサンドにしてもよし、オードブルにディップ感覚で出してもよし、またはニューヨークのデリカテッセンのようにた〜っぷりパンに挟んでもよし。是非お試しください。
- ゆで卵 6個
- セロリ 1本(みじん切り)
- パセリ ひとつかみ(みじん切り)
- マヨネーズ 1/4 カップ
- 酢 小さじ1
- ディジョンマスタード(または普通のマスタード)小さじ1
- 塩、こしょう 適量
- ゆで卵は粗く刻み、セロリとパセリのみじん切りとボールに入れる。
- マヨネーズ、酢、マスタードを混ぜ合わせ、1に入れて全体を混ぜ合わせる。
- 塩こしょうで味を整える。