数年前にオハイオに住む夫の叔父夫婦の家でサンクスギビングディナーをいただいた時に初めて口にしたパンプキンロールケーキ。日本のロールケーキのようなフワフワスポンジにたっぷりクリームではなく、かぼちゃを生地にたっぷり入れ込んでしっとしりした生地の中はクリームチーズ。叔母から手書きのレシピをもらい、翌年から家のサンクスギビングでも作ることに。実家から遊びに来ていた父親も、「これは旨い。」と言っていたくらい、クリームチーズの酸味とスパイスのきいたパンプキン生地がマッチしておいしいです。ラップして冷凍保存も可能です。
ここでは日本のかぼちゃをピューレにして作りましたが、アメリカの缶詰のパンプキンピューレを使うともっと簡単です。このレシピも、叔母のレシピを元に、パンプキンの缶詰のメーカーであるリビー社のパンプキンロールのレシピを参考にしました。
パンプキンロールケーキ
材料
- かぼちゃ 150g またはパンプキンピューレ缶 ⅔カップ (160ml)
- 粉砂糖 1/4カップ (25g) (布巾にふる用)
- 中力粉または薄力粉 ¾カップ (95g)
- ベーキングパウダー 小さじ ½
- ベーキングソーダ(重曹) 小さじ1/2
- シナモン 小さじ1/2
- クローブ 小さじ1/2
- 塩 小さじ1/4
- 卵 3個
- グラニュー糖 カップ1 (200g)
- クリームチーズ 8oz (230g)
- 粉砂糖 カップ1 (110g)
- バター 大さじ6 (90g)(室温に戻し柔らかくする)
- バニラエッセンス 小さじ1
- 粉砂糖(飾り用) 適宜
作り方
- かぼちゃは小さく切り、茹でて裏ごしするかフードプロセッサーにかけピューレ状にしておく。オーブンを190度(華氏375度)に熱する。15x10インチ(38x25cm)の天板にワックスペーパーをひく。きれいな布巾(乾いているもの)を広げ、表面に粉砂糖をまんべんなくふる。
- ボールに小麦粉、ベーキングパウダー、ペーキングソーダ、シナモン、クローブ、塩を入れて混ぜる。別の大きなボールに卵と砂糖を入れ泡立て器で白っぽくもったりするまでしっかりと泡立てる。かぼちゃを入れて混ぜ、粉類を加えて混ぜ合わせる。
- 天板に流しいれ、表面を平らにし、オーブンで13-15分焼く。焼きあがったら、すぐに粉砂糖ののった布巾の上にケーキの焼き面が下になるように返しておき、ワックスペーパーをはがす。ケーキと布巾を一緒に巻き、そのままロールした状態で網の上で冷ます。
- ボールに、クリームチーズ、粉砂糖、バター、バニラエッセンスを入れ滑らかなクリーム状になるまで泡立て器でよく混ぜる。
- ケーキを平らに戻し布巾をはずし、クリームチーズフィリングをケーキ全体にのばす。この時、ロールケーキの巻き始め部分にたっぷりクリームがくるようにする。丁寧にケーキを巻き、ラップをして冷蔵庫で最低1時間冷やす。冷えたらラップをはずし、好みで飾りに粉砂糖をふる。