む~かし昔、日本で学生だった頃、夏休みを利用してアメリカにホームステイに来ました。ホストファミリーにキャンプに連れて行ってもらい、そこで初めてインスタントのマカロニアンドチーズに遭遇したのです。アメリカを代表する料理ですが、当時の私は全く知りませんでした。まずマカロニアンドチーズの何にびっくりしたかって、そりゃもうその毒々しいオレンジ色には驚かされました。
そしてホストマザーの横で調理過程を見ていると、まぁ非常に簡単。マカロニを茹で、牛乳とバターそして付属の粉調味料を入れて混ぜるだけ。そのお味の感想は。。わぁ、アメリカ人こんなもの美味しいと思ってるんだ。。あまりのぼけた味にまたまたびっくりでした。あれからウン十年が過ぎ、私も箱入りのマカロニチーズも普通に食べれるように。自発的に食べたいとはならないけれど、たま〜に食べると、あらいけるやん、なんて思ったり。特に子どもができてからこういう子供用ジャンクフードもほどほどに取り入れています。アメリカのこどもは本当にインスタントマカロニアンドチーズが大好きなんです。 でも、インスタントは所詮インスタント。これを夕食に取り入れるというのは、大人にはちょっと抵抗があるかも。少し手間はかかるものの、手作りに勝るものはありません。ホワイトソースから作るとろっとしたチーズソースは大人にも子どもにも受けること間違いなしです。普段の夕食に、祭日のサイドディッシュに、是非お試しください。
- マカロニ 230g
- バター 大さじ4(60g)
- 生パン粉 1カップ
- たまねぎ(みじん切り) 小1個
- 中力粉 大さじ1
- 粒マスタード 小さじ1
- 塩 小さじ 1/2(お好みで調整)
- 黒こしょう 少々
- 牛乳 1½カップ(360cc)
- チェダーチーズ(シュレッドタイプ) 2カップ
- マカロニを塩(分量外)を入れた熱湯で表示より1-2分短く茹でておく。
- 生パン粉をバター大さじ2でかりっとするまで炒め、置いておく。
- フライパンに残りのバター大さじ2を入れて中火にかけ、たまねぎを透き通るまで5分ほど炒める。そこに中力粉、マスタード、塩、こしょうを入れ、更に1分炒め、牛乳を入れ、とろみがついたら火からおろす。チーズを入れ(トッピングに少し残しておく)、良く混ざったらマカロニを入れてソースを絡める。
- 耐熱皿にマカロニを入れ、残しておいたチーズと2のパン粉を上からふりかける。
- 予熱しておいた175度(華氏350度)のオーブンで20分から25分焼く。