りんごの季節に一度は作りたいデザート、ベイクドアップル(焼きりんご。)アメリカでは、アップルパイをはじめ、りんごを使ったお菓子やデザートは数多くあります。ベイクドアップルもアメリカらしいデザートですが、実はこのレシピもこの味も、アメリカの味というよりは、私にとっては懐かしいおふくろの味。りんごの季節になると母が作るこの焼きりんごを子供の頃とても楽しみにしていました。
りんごの芯をくり抜いて、中に砂糖とシナモン、レーズンやナッツを詰めてオーブンで焼くだけ。りんごの種類は好きなものを使って。種類によって、柔らかくフワフワに仕上がるもの(グラニースミスやジョナゴールド)、形を崩すことなくかっちりと、かつ柔らかく仕上がるもの(ふじなど)、仕上がりはいろいろです。要はりんごの硬さや酸味によって味や仕上がりも違うのですが、私はどちらもおいしいと思います。好きなりんごでいろいろ試してみてください。
ナッツはここではアメリカらしくピーカンを使いましたが、くるみでも良し、なくても良し。レーズンやシナモンも同様で、お好みの量を。熱々を召し上がれ。
ベイクドアップル(焼きりんご)
材料
- りんご 4個
- ブラウンシュガー(または砂糖) 大さじ3
- シナモン 小さじ1
- レーズン 1/4カップ(30g)
- ナッツ(ピーカンやくるみ等) ¼カップ(20g)
- バター 大さじ1(13g)
作り方
- りんごは専用の芯取りか小さなナイフを使って、芯のまわりをくり抜く。この時、底の部分を貫通しないように残しておくようにすると、詰め物が外に流れ出ない。りんごの表面をフォークで数箇所つきさし小さな穴をあけておく。
- ブラウンシュガー、シナモン、レーズン、ナッツを小さなボールで混ぜ、1.のりんごの中に詰め、バターを4等分して一番上にのせる。
- 耐熱皿に並べ、180度(華氏350度)のオーブンで45分から1時間焼く。オーブンから出し、りんごから出た汁を何度か上からスプーンでかける。