赤ワインで牛肉を2時間ゆっくり煮込んだビーフシチュー。調味料は塩こしょうとハーブのみ。素材の持ち味とワインだけで、まったりと
味に深みのあるシチューに仕上がります。牛肉は2時間も煮込めば、シチュー用の硬いものでも十分柔らかくなります。作り方でおさえておきたいポイントとしては、ワインは高級ワインとまではいかなくても、調理用のワインなどではなく、普通に飲んでもおいしい程度のワインを使うこと。そして肉は早めに冷蔵庫から出し、焼く前にしばらく室温においておくこと。そして、肉を焼くときは鍋をよく熱し、温度が下がらないように一度にたくさん肉を入れすぎないこと。そして、表面にはしっかりと焼き色をつけることです。これさえできれば、後は煮込むだけです!
付け合せには、白いご飯やバターライス、またはバゲットなどを添えて召し上がれ。
ビーフシチュー
調理時間:
調理時間(すべての過程):
分量: 4-6
材料
- 牛肉シチュー用 2パウンド(約1Kg)
- 塩 適宜
- こしょう(粗挽き) 適宜
- オリーブ油 適宜
- バター 大さじ2
- 玉ねぎ 大1個 (細めのくし型切り)
- セロリ 1本 (粗みじん切り)
- にんにく 2かけ (みじん切り)
- 小麦粉 大さじ3
- 赤ワイン 1本(750ml)
- ビーフブロス(またはビーフブイヨン) 250ml
- ローリエ(ベイリーフ=月桂樹)1枚
- タイム(生) 2-3本
- じゃがいも 中2-3個 (大き目に切る)
- 人参 中2-3個 (乱切り)
仕上げ
- 塩 こしょう 適宜
- バター 適宜
- 小麦粉 適宜
作り方
- シチュー用の牛肉は必要であれば食べやすい大きさに切り、軽く塩こしょうをしておく。
- 厚手の鍋にオリーブ油を入れてよく熱し、肉を少しずつ入れて強めの火で焼き、表面にこんがりと焼き色をつける。焼き色がついたらいったん皿に取り出す。
- すべての肉を焼き終わり皿に移したら、肉を焼いたそのままの鍋にバターを入れ、玉ねぎ、セロリ、にんにくを入れ、鍋の底についた肉の焼き後をこするようにしながら混ぜて10分ほど炒める。
- 小麦粉を入れ、さらに5分ほど焦がさないように混ぜながら炒める。
- 赤ワイン、ビーフブロス、ローリエ、タイム、塩(約小さじ1/2)、こしょう(適宜)を入れ、かき混ぜながら煮立てる。煮立ったら1.の肉を入れ蓋をして弱火で煮る。時々、焦げ付いていないか確認するように大きく混ぜる。
- 1時間経過したところで、じゃがいもと人参を加え、さらに1時間ゆっくり弱火で煮る。
- 味見をしてから塩こしょうで味を調える。さらにとろみを加えたい場合は、溶かしバターに同量の小麦粉を混ぜて練ったものを適当なとろみがつくまで少しずつ加えて混ぜながらさらに2、3分煮る。