アメリカでロマンチックなシチュエーションで出てくるスイーツと言えば、チョコレートディップストロベリー。バレンタインデーや記念日にシャンパンと一緒にいただくことが多いようです。溶かしたチョコレートにいちごを浸してかためるだけの簡単なデザートですが、見た目が華やかでファンシーな雰囲気がパーティーにぴったりです。
材料も手順も本当に手軽なのですが、家で作る一品ではなさそうです。ロマンチックなイベントの時は外食することがほとんどのアメリカ。女性がデザートを手作りして、というより男性が事前に準備(レストランに連絡)することが多いのかもしれません。以前ホテルのキッチンで働いていたときにはルームサービス用に毎日作ってましが、これはきっと誕生日やアニバーサリーなど特別なイベント用だったんでしょう。誕生日も記念日も手作りデザートを作っちゃう私はそんなことしてもらったことないわ。いいなぁ。
チョコレートはダークを使うのが通常ですが、お好みで、ミルク、ホワイトでも。チョコレートの味がメインなのでちょっと質のいいものを使うといいかもしれません。ここではチョコレートにディップした後シンプルにチョコレートでストライプを描きましたが、刻んだナッツやチョコレートスプリンクルをつけたりと、お好みの味・デザインに仕上げてください。
- ダークチョコレート 300g
- いちご 12個
- ホワイトチョコレート 50g
- ダークチョコレートを細かく刻み、ボールに入れる。刻んだチョコレート大さじ1をとっておく。
- チョコレートを入れたボールより小さめの鍋にお湯を沸かし沸騰させ火を止める。鍋の上にボールをのせる(お湯が直接ボールに当たらないようにする)。チョコレートをへらでかき混ぜて完全に溶かす。チョコレートが人肌以上の温度にならないように注意する。鍋からおろし、とっておいた大さじ1のチョコレートを加え、完全に溶けるまで混ぜる。
- 洗って水気をしっかりとったいちごを、溶かしたチョコレートにつけて、へたの近くまでコーティングする。余分なチョコレートは落し、ベーキングシートの上においていく。15-20分ほどチョコレートが固まるまで置いておく。固まりにくい場合は冷蔵庫に5-10分入れる。
- ホワイトチョコレートを同様に溶かす。ビニールの絞り袋に入れ、先をほんの少し切る。固まったダークチョコレートの上にホワイトチョコレートをストライプになるように絞る。