夏といえばバーベキュー。この季節、週末になると近所のどこかしらからバーベキューグリルでお肉を焼く匂いが流れてくるものです。アメリカには一家に一台と言っても過言でないくらい、外にバーベキューグリルがあります。バーベキューといっても、ご大層にお肉や野菜を並べてご馳走!というものばかりではなく、アメリカで最も一般的なのが、気軽にできるハンバーガー。これぞアメリカ料理のバーガーですが、ファーストフード店などで食べるハンバーガーとは違い、家のグリルで焼くバーガーの味は格別です。
アメリカ料理の定番ハンバーガーも、実はいろいろバリエーションがあります。バーガー専門のレストランに行くと、その種類は何十種類とあり、みんなちょっとした具にこだわりを持っているようです。私もバーガーには結構こだわりますが、最近のお気に入りはブルーチーズバーガー。以前からチーズバーガーのスライスチーズの代わりにブルーチーズをのせて食べたりしてたのですが、ここではブルーチーズを肉の中にサンドにして焼きます。サンドにするために、ひき肉のパティは薄く延ばすのですが、それでも2枚重ねるために普段よりもたっぷり。さらに、中に詰めたブルーチーズがとろけて、ボリューム満点です。
普段はケチャップやマスタード、トマトやレタスなどをはさみますが、ここではブルーチーズとたっぷりの肉の味を引き立たせるように、具は玉ねぎのソテーとアルグラのみ。軽くマヨネーズを塗りましたが、これはなくても良いですし、やっぱりケチャップやマスタードも・・・という場合は、お好みの味を追加してオッケーです。ハンバーガーはやっぱり自分で好きなように作るセルフサーブスタイルが一番ですね!
ブルーチーズの塩気にアルグラの苦味、そしてトロリと甘い玉ねぎのソテーがなんともマッチします。うちの子供達には「おえ~・・・」と言われる味のコンビネーションですが、これぞ大人のバーガーです。是非お試しください~!
- 牛ひき肉 600g
- 塩 小さじ3/4
- 黒こしょう 小さじ1/2
- ブルーチーズ(ほぐす) 80g
- 玉ねぎ 大1個(薄切り)
- オリーブ油 小さじ1/2
- バター 少々
- 塩 少々
- こしょう 少々
- ボールに牛ひき肉、塩、黒こしょうを入れ、混ぜ合わせる。この時、塩とこしょうが混ざる程度さっと混ぜ、練り合わせないこと。
- 1を8等分にして丸め、ハンバーガー用パンの直径くらいの大きさになるように薄く平たくのばす。中央にブルーチーズの1/4量をのせ、上からもう1枚重ねて手にとり、端をきっちり押さえとじ、形を整える。好みでさらに表面に黒こしょう(別量)をふりかける。
- フライパンにオリーブ油とバターを熱し、薄切りにした玉ねぎを表面の色が黄金色になるまで炒め、軽く塩こしょうをしておく。
- よく熱したバーベキューグリル(またはフライパン)に2のパティを並べ、蓋をして中火で片面約7分ずつ焼く。
- 軽くトーストしたハンバーガー用パンの底面に4をのせ、上から3の玉ねぎとアルグラ(好みの量)をのせる。もう片方のパンの内面に軽くマヨネーズを塗り、上からのせてはさむ。