週末の朝、いつもは幼稚園に行くのになかなか起きてくれない息子が、ゆっくり寝たい日に限って早起き。サンディエゴも秋らしくなり、少し肌寒い朝。なんとなく温まるあったかい朝ご飯が食べたいな〜と思い作ったのがこのブレッドプディング。息子以外誰も起きてないし、混ぜてオーブンに入れておくだけで部屋も温まりそうだし一石二鳥。10月になってなんとなくパンプキン味のものが食べたいなと思って買っていたパンプキンピューレ(かぼちゃのピューレ)の缶詰を使ってみました。
最近スーパーに行くとすっかり秋を感じます。ここで使うパンプキンピューレや、粉類に砂糖類、スパイスにチョコチップなどなど、ありとあらゆる製菓材料がスーパーの一角に山積み。やっと昼間にオーブンをつけても暑く感じなくなってきた頃で、食欲もわいてきて、なにか甘いものでも焼こうかなと思いだすとっても危険な季節の始まりです。ちょうど安売りをしていたというのもあって、このパンプキンピューレ缶、何を作ろうと思ったわけでもなく買っていてキッチンのカウンターの上に出しっ放しになっていたのを今朝見つけ、それと同時にその横にコストコで2個入りで買ったマルチグレーンのローフパンの1個をこれまたそのまま出しっ放しで固くなっているのを見て、よし、この2つでパンプキン味の何かを作ろうと思ったわけです。
かと言って、せっかくの週末に起こされた朝、フライパンの前で立ってフレンチトーストなんて焼く気にもならず、切って混ぜてオーブンに放り込むだけのブレッドプディングくらいならできるかなと。この所、コーヒーショップに行っても、季節もののパンプキンスパイスラテとかが出ていて、どうもパンプキンパイの味であるシナモンやクローブの香りに弱い私。どうにかして舌で季節を感じたいのか、ただ単に食いしん坊なのか。。。
という訳で、ちょっとスパイスの効いたパンプキンピューレ入りのブレッドプディングを焼いてみました。こんな私が想像しているレシピ、オンラインとかに載せてる人いるのかな〜と、ちょちょいと検索してみたところ、あ〜るある。秋になるとみんな考えることは同じなんですね。このレシピは、まだ半分寝ぼけていた週末の朝、Gourmet マガジンのものを参考にして作りました。オリジナルレシピでは生クリーム使ってたんですが、カロリー控えるためとたまたま冷蔵庫になかったので、すべて牛乳(それもローファット)で作りましたが、お味は十分良しでした。
パンは、残り物のパンならなんでもいいですが、バゲットやバタールなどの皮のぱりっとしたようなものの方が向いていると思います。ふわふわ、熱々に焼けた風味豊なブレッドプティング。熱々をそのまま頂いても良いですし、ソースなんかをかけてもいいし、冷めたものをおやつに食べても美味しいです。
- 1日おいて固くなったパン(角切りを5-6カップ分)
- バター 大さじ6(85g) 溶かす
- パンプキン(かぼちゃ)ピューレ 約200g
- 牛乳 1½カップ (360ml)
- 砂糖 1/2カップ (100g)
- 卵 3個
- 塩 小さじ1/4
- シナモン 小さじ1
- ジンジャー(粉末)小さじ1/4
- クローブ(粉末)小さじ1/4
- オーブンを180度(華氏350度)に予熱する。パンは適当な大きさにザクザクとナイフで角切りにし、大きめのボールに入れて溶かしバターを全体にかけて混ぜ合わせる。
- 別のボールに残りのすべての材料を入れて混ぜ合わせ、1のパンの上にかけて全体を混ぜる。
- 耐熱皿かケーキ型などに2を移し、予熱したオーブンで30分から40分、中に火が通ってカスタードが固まるまで焼く。