アメリカのクリスマスに代表されるキャンディーと言えば、キャンディーケイン、杖の形の赤と白の縞々のあれです。ペパーミント味の甘いハードキャンディーで、クリスマス時期になると、スーパーやドラッグストアなど、どこのお店に行っても売っているんですよね。丸いタイプの、これまた赤と白の縞々のミントキャンディーは、1年中レストランのレジ横のボールに入っていて、お客さんが帰りに食べれるように置いてあります。
チョコレート、キャラメル、グミなど、数え切れない種類のお菓子があふれかえっているこの時代、こういったペパーミントキャンディーの人気はどうかというと、どうなんでしょう?多分今のこどもたちにとっては、あまり面白みのない、オールドファッションなお菓子でしかないのかもしれません。少なくともうちの子供は見向きもしない・・・(ったく、今時の子だよ・・)。そういうわたしも、レストランを出る前にミントキャンディー、とらないなぁ・・・(人のこと言えませんねぇ)。
そんなペパーミントキャンディーですが、クッキーにかけたりりチーズケーキに入れたり、ミント味なんとか、になると、人気が急上昇。一気にクリスマスっぽいお菓子に大変身です。アイスクリームもチョコレートミントなどの緑色のものとは違って、砕いた赤のペパーミントキャンディーを混ぜ込むと、なんだか季節感がアップしちゃいます。
というわけで、この寒いのにアイスクリーム。いや、冬だから、暖かい部屋で冷たいアイスクリームがおいしいのです。生クリームだけの濃厚でクリーミーなアイスクリームにさっぱりさわやかなペパーミントがよく合います(リッチすぎるなら、生クリームの半量を牛乳に置き換えても)。食感も、ちょっとやわらかめのアイスクリームにキャンディーのカリカリが対照的でおもしろいです。アイスクリームメーカーさえあればとっても簡単で、作り置きができるので、忙しいクリスマス時期にぴったりのデザート、どうぞお試しください。(Williams-Sonomaのアイスクリームレシピを参考にしました。)
- 生クリーム 3カップ(720cc)
- 砂糖 1¼カップ(250g)
- バニラペースト(バニラエッセンスでも可) 大さじ1
- ペパーミントキャンディー 180g(丸いもの約50-60個)
- 生クリーム、砂糖、バニラペーストをボールに入れ、砂糖が溶けるようによくかき混ぜる。冷蔵庫で3時間から1晩置いておく。
- フードプロセッサーでペパーミントキャンディーを砕く。
- アイスクリームメーカーの取り扱い説明書に従って、アイスクリーム液を冷やしかためる。15-20分くらいでやわらかいアイスクリームができ、最後に砕いたキャンディーを加える。
- アイスクリームを容器に移し、冷凍庫で3時間以上冷やす。