アメリカ版パフェと言えば、サンデー。そして一番人気のサンデーが、ホットファッジサンデー。大きなグラスにバニラアイスクリームがたっぷり、そしてそのアイスクリームの上には濃厚で温かいホットファッジソース(チョコレートソース)がたっぷりかかり、さらにホイップクリームにアーモンドと真っ赤なチェリー。見るだけでも幸せ気分になれる夢のようなデザートです。
夢のようなデザートって、どんなんや!?とちょっと大げさすぎるように聞こえますが、これ、私にとっては本当に夢のようなデザートなんです。。。実は、幼い頃からチョコレートパフェには目がない私。最近でこそ、食べる機会はめったにないですが、小学生の頃は母に連れられて行った京都市内のあちこちの喫茶店で、チョコレートパフェを頼んで食べ比べていました。京都といえば、抹茶パフェというイメージがあるかもですが、いやいや私はチョコレートパフェ食べてました。5年生くらいの時、一番おいしいのはいつもよく行くデパートの地下にある京都の老舗のコーヒーショップのものだと、自分の中でナンバー1を決めていたほど。なんであんなにチョコレートパフェへのこだわりがあったんだろうって、今でも時々思い出すくらいです。
そんな私が、20代になってアメリカに来て出会ったのがこのホットファッジサンデー。第一感想は、甘過ぎ!アメリカのパフェってこんなん〜?とほとんど「許せない」状態で、1−2回食べてがっかりして見向きもしないようになってたりしました。きっと、食べた場所が悪かったんですね。おそらくチェーン店のファミレスとかで食べたんだと思います。おいしいチョコレートの味というよりは、ドロドロの甘ったるいソースがかかった甘すぎるパフェという印象。
それが、サンフランシスコに引っ越し直後、観光客気分で行ったギラデリスクエアのカフェで食べたホットファッジサンデーにびっくり仰天(これまた大げさな〜!)ギラデリチョコレートで作った甘いけれど濃厚でおいしいソースが、バニラアイスクリームに良い具合にからまり、温かいソースと冷たいアイスクリームのなんとも言えないハーモニー。「やっと美味しいパフェに出会った〜!」とチョコレートパフェを喜んで食べていた子供の頃の自分に戻ったような気分でした。そしてそんな私の横で、日本から遊びに来ていた両親も(とくにお父さん!)、ニコニコ顔でこのサンデーを食べていたのが印象的でした。
そんなわけで、アメリカにもあった美味しいチョコレートパフェ。ホットファッジサンデーですが、家でも簡単に作れます。というか、家で作る方が、自分の好みのメーカーの美味しいチョコレートを使って、極上のホットファッジソースを作れるからです。バニラアイスクリームも手作りしてもよし、または市販でも美味しいアイスはたくさん売ってますよね。アイスクリームとソースだけでも十分なんですが、夢のような気分を味わうには、ガラスの器にたっぷりアイスクリームとソースを入れ、上からホイップクリーム、ナッツ、そして忘れてはならない真っ赤なチェリーものせてみてくださいね。
おいしいホットファッジサンデーで幸せ気分味わってみてください♪
- おいしいバニラアイスクリーム 適宜
- おいしいホットファッジソース 適宜
- 生クリーム(少量の砂糖を入れて泡立てる)適宜
- 砕いたアーモンド(または好みのナッツ)適宜
- チェリー 適宜
- ガラスの器にバニラアイスクリームを1スクープ入れ、上からホットファッジソースをたっぷりかける。もう1スクープ入れる場合、アイスクリームを入れるごとに上からソースをかける。
- 上からホイップクリームを絞り、アーモンドとチェリーを飾る。