アメリカンチャイニーズの定番、カンパオチキン。鶏肉とピーナツの炒め物です。有名な四川料理ですが、アメリカでもかなり人気のある中華料理です。唐辛子がきいた、甘、辛、酸っぱい、茶色のソースが具に絡まって、ごはんにぴったりのおかずです。
・・・なんですが、わたしにはなかなか注文できない中華料理の一品でもあります(悲)。というのも、夫がピーナツアレルギーでして。中華って、とりわけて食べることが多いですよね。なので、わたしだけが食べれるものを頼むのはちょっとかわいそうかな、と(優しいとこもあるんです、えっへん)。それにカンパオチキンを頼むと、それと同じフライパンを使って、他に注文した料理にまでピーナツの成分がうつるかもしれないので、あえてオーダーしないようになりました(別のお客さんが注文してるだろうから、気休めですけどね)。
四川料理だけに辛い料理なんですが、時々、めちゃくちゃ辛いのに出会うときがあります。チキンが多いか唐辛子が多いか、というぐらいに鷹の爪がわんさか入っているときがあります。・・・こどもには無理です、そんなに辛いのは。なので、やっぱり今のわたしにはレストランでカンパオチキンを食べるのは無理があるようです・・・。
で、作っちゃいました、家で。ピーナツの変わりにカシューナッツ、唐辛子は豆板醤を少しだけ。これで(うちの)みんなが食べれるカンパオチキンができました。アメリカではよく玉ねぎやピーマンが入っていますので、お好みの野菜を入れてもいいかもしれません。日本ではたけのこが入っているのもありました。これもおいしい~。カンパオチキンの他に、カンパオシュリンプというバリエーションも時々見かけます。食べたことないけど、でもきっとおいしいはず!辛さはちょい辛から激辛までお好みで調節してください。ここでは上記の理由でカシューナッツを使いましたが、食べれる方はもちろんピーナツでお作りください。ピーナツがカリカリのできたてをどうぞ!
- 鶏もも肉(2cm角に切ったもの) 400-500g
- しょうゆ 大さじ1
- 酒 大さじ1
- コーンスターチ 大さじ1
- サラダ油 大さじ1½
- ピーナツ(カシューナッツ) 1/2カップ
- 生姜(みじん切り) 小さじ1/2
- にんにく(みじん切り) 小さじ1/2
- 青ねぎ(みじん切り) 4-5本
- ***調味料A***
- しょうゆ 大さじ2
- 酒 大さじ1
- 酢 大さじ1
- ごま油 大さじ1
- 豆板醤(チリペースト) 小さじ1/4-1/2
- 砂糖 大さじ2
- コーンスターチ 大さじ1
- 水 1/3カップ(80cc)
- 鶏肉としょうゆ、酒、コーンスターチをボールに入れて混ぜ合わせ、30分ほど漬け込んでおく。
- フライパンで大さじ1/2のサラダ油を熱し、ピーナツ(カシューナッツ)を色づくまで炒める。取り出しておく。
- 同じフライパンにサラダ油大さじ1と生姜・にんにくを入れて、強めの中火で1の鶏肉を3-4分炒める。混ぜ合わせた調味料Aを加え、2-3分鶏肉に完全に火が通るまで煮る。青ねぎと炒めたカシューナッツを加えてひと混ぜする。