おいしいグリルドチキン
鶏肉

おいしいグリルドチキン



7月に入って夏真っ盛りのアメリカ。7月4日の独立記念日の祭日を目前に、今週はどこもホリデームード。玄関に国旗を掲げる家があったり、スーパーはバーベキューやパーティーなんかの買い出しに来る客でごった返し。毎年独立記念日の祭日は、各家庭やあちこちでバーベキューパーティーが開かれ、バーベキューやパイなどアメリカ料理をうんと食べて、夜はどっか〜んと花火大会。我が家も、今年の独立記念日は夕方からピクニックディナー持参で花火を観に行くという予定なので、今日は一日早くお庭でバーベキュー!でも平日なのでお肉はチキンのみ。




アメリカでは鶏肉は脂肪分の少ない胸肉の方が人気があるのですが、これをバーベキューグリルで焼くとなかなか失敗が多いもの。ヘルシーに皮なし、便利に骨なしの胸肉だと、すぐにパサパサになりがち。それも結構分厚い胸肉にしっかり火を通そうとすると、どうしても焼き過ぎて固くなってしまうんですね〜。それが、昨年のちょうど独立記念日に義理の叔父の家のバーベキューで頂いたチキンの胸肉が、柔らかくてとてもジューシーだったんです!おじさんにレシピを聞いてみると、Cooks Illustrated マガジンの別冊のGrillingレシピ特集からだとか。それって、家にもあるよ!でも、まだ一回も作ってないけど!。。。と言ったのが去年の今頃のこと。

昨日、思い出したかのようにその別冊マガジンを引っ張りだしてきて、パラパラみていたところ、あったあった、グリルドチキンのレシピを発見!いろいろウンチクをつけて実験して完璧なレシピに仕上げるというこのマガジン、それをパラパラと参考にするだけなのが私。。。きっちり読んだのだか読んでないのだか、でも書かれている通り、グリルの片側を高温、もう片側を低温に設定し、低温側でじっくり焼いてから高温側で最後に仕上げる。胸肉は小一時間ほど軽くつけ込む。この辺りをおさえたら、なかなかおいしいチキンに仕上がりました〜!!パサパサせず、味もしっかりついて、焦げ目も良い感じ。つけ込みも結構適当で、ソースも作ってないのに、なかなかのお味。これは今後も使えそうなレシピです!

ということで、グリルドチキンのレシピ公開。我が家はガスのバーベキューグリルですが、炭火でも片側に炭を寄せて高温ゾーンと低温ゾーンを作るというのがポイントです。

このレシピはCooks Illustratedを参考にしてます。





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おいしいグリルドチキン
 
材料
  • 鶏胸肉(皮なし骨なし)4枚
つけ汁
  • オリーブ油 大さじ3
  • レモン汁 1/2 個分
  • レモンの皮(すりおろし)1/2 個分
  • 塩 小さじ 1½
  • 黒こしょう 小さじ ½
  • 砂糖 小さじ 1
  • ニンニク 3かけ(みじん切り)
  • 水 大さじ2
作り方
  1. つけ汁の材料をすべてボールに入れて混ぜ合わせる。ビニール袋に鶏胸肉とつけ汁を入れ、外側から軽く手でもんでから冷蔵庫で30分から1時間おく。
  2. バーベキューグリルを強火で蓋をして予熱する。片側を強火で、もう片側の火を消し、真ん中のバーナーがある場合は弱火程度にする。(炭火グリルの場合、片側に炭を寄せて強火ゾーンと弱火ゾーンを作っておく。)
  3. 鶏肉を最初は弱火ゾーンにのせ、蓋をして片面6−9分程度、両面をゆっくり焼く。温度計を刺して、分厚い部分の内部温度が摂氏60度(華氏140度)程度になるまで焼く。
  4. 最後に、強火ゾーンに肉を移し、強火で片面1−2分程度、両面をこんがり焼く。内部温度が摂氏70度(華氏160度)が目安。
  5. 皿に移してアルミホイルをかぶせ、そのまま5分間寝かせてから取り分ける。




おいしいグリルドチキン

ステップ1

おいしいグリルドチキン

まずは弱火サイドで蓋をしてじっくりと。(左側は強火、右側のバーナーは消してあります。真ん中は弱火程度。)

おいしいグリルドチキン

火が通ったら、最後の仕上げに強火サイドでジューっと焼きます。

おいしいグリルドチキン

なかなかの焦げ目

 

おいしいグリルドチキン

我が家の夕飯

 

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