エンジェルヘア(天使の髪)という名前のように、細くて繊細なエンジェルヘアパスタ。日本では、イタリア語のカッペリーニとして知られているようです。アメリカでは、どこのスーパーでも手に入り、ごく普通に家庭で食べられる一般的なパスタです。麺の細さはそうめん並みで、茹で時間もほんの2、3分。調理時間を短縮させたい夏場にうれしいパスタです。トマトと合わせて冷製パスタとしてもよくみかけるエンジェルヘアですが、今日は新鮮なトマトをガーリック風味のオリーブオイルでソテーして、ささっとからめました。
トマトとバジルにオリーブオイルとガーリック。これは、「おいしくないはずがない!」定番の組み合わせ。特に、おいしいトマトがたくさん出回り、バジルもぐんぐん育つこの時期、旬の味をたっぷり食べてるという満足感にも浸れます。アメリカのトマトも、昔は水くさくて全然甘くないものが多かったんですが、最近は種類も増えておいしいものが出回わるようになりました。このパスタにはプチトマトをよく使うのですが、今日は色とりどりのプチトマトと真っ赤なグレープトマト(小ぶりのプチトマト)そして、もう少し汁っぽい普通のトマト(ジュースが出るように)、何種類かを使ってみました。たまたま買い物に行ったばかりだったので、こんなにトマトの種類があるんですけど、別に普通のトマトでも、プチトマトだけでもなんでもいいんですよ。
短時間でさっと作りたい簡単パスタなので、ソースはこだわりません。トマトはザクザク切るだけで結構。湯剝きも種取りもしないで〜す。パスタを茹でる湯をわかしている間に、トマトを切ってガーリックとオリーブオイルで炒め、トマトが調理し終わるタイミングを見計らってさっとパスタを茹でます。茹でたてをすぐにソースにからめてすぐに食べないと、のびてモチモチになってしいますので、要注意。作り方は適当でいいんですが、食べるタイミングだけが重要です。
子ども達も大好きなエンジェルヘア。簡単にさっと作れるので、夏休みのお昼ご飯にでもお試しください〜。
- トマト(プチトマトなど)600gほど
- オリーブ油 大さじ3
- にんにく 3かけ(みじん切り)
- 赤唐辛子(みじん切り)小さじ1/2
- 塩 小さじ1/2
- 黒こしょう 適量
- エンジェルヘア(カッペリーニ)300g
- バジル(適当な大きさにちぎる)一つかみ
- パルメザンチーズ 適量
- プチトマトは縦に半分、普通のトマトならざく切りにしておく。パスタを茹でる用に、鍋にたっぷりの水と塩適量(分量外)を入れて火にかけておく。
- フライパンに、オリーブ油、にんにく、赤唐辛子を入れて中火にかける。にんにくの風味が出てきたら、トマト(種と汁ごと)、塩、こしょうを入れて5分ほど炒める。同時にパスタを茹で始める。パッケージの表示通りの時間茹でる。(だいたい2、3分)
- 茹で上がったパスタと適当にちぎったバジルを2のトマトのフライパンに入れて、火を止めてパスタとソースをからめる。味をみて必要であれば塩をたす。
- すぐに器に盛り、パルメザンチーズをかける。