アレルギーでもない限り、大半のアメリカ人が大好きなピーナツバター。パンに塗るだけでなく、いろいろなお菓子にも使われています。チョコのカップにピーナツバターを忍ばせたピーナツバターカップという名のこのお菓子、最初は「え?!」と思う味の組み合わせですが、これが慣れればなかなかいけるのです。20年も住めば、普通〜に食べられます(笑)。これが市販のものより手作りすると、さらに美味しい。自分の好きなセミスイートチョコレートとオーガニックのピーナツバターを合わせて、少しはギルトフリーなものを作ってみました。
アメリカに来るまでまず食べたことがなかったのが、このピーナツバターカップ。Reese’sというのがメジャーですが、まあこれがみんな好きで、どこのスーパーにも大中小のピーナツバターカップが並んでます。M&Mみたいに小さな粒状のものもあったり、アイスクリームショップでは砕いてトッピングにしたりシェークにブレンドしたりってのもあり。
実は、このお菓子、簡単に作れるんです。フィリングに使うアメリカのピーナツバターは、無糖で甘くないタイプなので、粉砂糖と少量のバターを加えてペースト状に練ります。こうすると、なんか日本で昔食べていたピーナツクリームっぽい味になります。甘さは好みに調節してください。少し湯煎にかけるといい感じに混ざります。(冷えるとまた固まります。)チョコレートは、ここではセミスイートチョコを削って溶かしましたが、ミルクチョコでもダークチョコでも良し、手軽にチョコチップを溶かしてもできます。
ここではミニマフィン型にキャンディーやマフィンに使う用の紙カップを敷きました。一口で食べられる良いサイズです。これがこのレシピだと24個分。普通のマフィン型で大判サイズにしてもオッケーです。冷蔵庫で冷やしたものを食べても良し、常温にしたものでも良し、カチカチに冷凍してもこれまたグッド。ピーナツバター&チョコは超アメリカンな味のコンボ。食べたことのない人は是非お試しを!Reese’s はちょっと苦手という方も、おいしい材料で作るとなかなかいけますよ!
- チョコレート 400g
- ピーナツバター(無糖) 1/2カップ
- 粉砂糖 ⅓カップ
- バター(無糖)大さじ 1½
- 塩 ひとつまみ
- チョコレートは細かく刻み、ボールに入れて湯煎にかけて溶かしておく。
- ピーナツバター、粉砂糖、バター、塩を別のボールに入れて、湯煎で少し温めて泡立器で滑らかになるまで混ぜる。
- ミニマフィン型(24個分)に紙カップを敷き、1のチョコレートを小さじ1ずつ底に入れる。トントンと型を2、3回上下に軽く落としてチョコを平らにする。冷蔵庫で10分ほど冷やす。
- 2のピーナツバターを絞り袋に入れ(スプーンを使ってもよい)、3のチョコの上に約小さじ1ずつ絞り入れる。この時、カップの側面にチョコレートが流し込まれるように、外側を少し開けておく。冷蔵庫で10分ほど冷やす。
- 最後に、残りのチョコレートをピーナツバターが隠れるように入れる。完全に固まるまで冷蔵庫で冷やす。