最近日本でもちらほら見かけるようになったのではないかと思うコールドブリューコーヒー。ここ2、3年前頃からアメリカのコーヒー好きの間で徐々に人気が出だし、最近では普通のスーパーマーケットに瓶入りのコールドブリューコーヒーが並ぶようになり、コーヒーショップでも普通に注文できるようになりました。新しいタイプのコーヒーかと思いきや、要は水でコーヒーを長時間ゆっくり抽出する水出しコーヒーです。苦さがなくまったりした風味とすっきりした後味で、私もこれが大好きです。見ているだけでも素敵なプロ御用達の水出しコーヒー専用の器具や、家庭用のポットなども数々出回っているのですが、何しろチープで簡単に済ませたいなら、メイソンジャー(ガラス瓶)で作ります。これがまた悪くないのです!
瓶は蓋つきのものなら何でもオッケーです。目盛付きのメイソンジャーならさらに便利。挽きたてのコーヒー豆を瓶にそのまま入れて、分量の水を加えて箸で全体をかき混ぜ、後は蓋をして室温で待つだけ。好みにもよると思うのですが、抽出時間は18時間から24時間くらいが目安です。
豆の量や挽き具合も、何度か試しながら自分の好みを見つけるのがいいかと思います。私は、覚えやすいのと大体おいしく入るのとで、100ミリリットルの水につき大さじ山盛り一杯の豆を普通に挽きます。粗く挽く方がいいという人もいれば、細かい方がいいという人もおり、意見は様々なようです。夕食後にセットしておけば、翌日午後のコーヒータイムには出来上がっています。あとは、コーヒーフィルタを通すだけ。そのまま飲むもよし、アイスや温かくして飲むのもいけます。濃いめに作れば、濃縮コーヒーとして水やミルクで薄めて飲んでもいいです。アメリカで市販のコールドブリューはかなり濃く入ってるので、たいてい薄めて飲みますが、ここで作った自家製コールドブリューはそのまま飲んでいます。
特別な器具やテクニックなしでも簡単においしくできるコールドブリュー。コーヒーショップでは普通のアイスコーヒーよりも割高ですが、お家で作るともっと気軽に楽しめますよ!
- コーヒー豆 大さじ6
- 水 600ml
- 蓋つきのガラス瓶(メイソンジャーなど)
- コーヒーフィルタ
- 作る直前にコーヒー豆を挽く。
- 瓶に1のコーヒーを入れ分量の水を注ぐ。
- 全体を箸でかき混ぜ、蓋をして18ー24時間常温でおく。
- コーヒーフィルタを通して3のコーヒーを濾す。すぐに飲むか瓶に移し蓋をして冷蔵庫で保存する。