昔も今もアメリカのパーティーで大人気な前菜、シュリンプカクテル。茹でた海老をケチャップベースのカクテルソースでいただく、長年みんなに親しまれているクラシックな一品です。
もともと、アメリカでシュリンプカクテルといえば、カクテルグラスの縁に海老をずらっとぶら下げて出される、特別なおもてなしの時用のゴージャスな一品なのでした。それが、いつからか、どこのスーパーのデリからでもプラスチックのトレーにぎっしり詰まった調理済みのシュリンプカクテルが簡単に手に入るようになり、家に帰って蓋を開けるだけであっという間に出せるという手軽さからか、ホームパーティーや持ち寄りの飲み会などの定番アイテムになりました。
デリで買えるシュリンプカクテルも悪くはないのですが、家で作る茹でたての海老はやっぱり違います。新鮮な海老を玉ねぎやレモンなどで風味をつけたお湯でさっと茹で、ホースラディッシュのピリッとした辛さがアクセントのカクテルソースにつけていただきます。大皿で、どーんとカジュアルにサーブするのもよし、一人ずつカクテルグラスに入れて出すのもよし。アメリカではありきたりな一品に思われがちなシュリンプカクテルも、お家で手作りすると味も見かけもまだまだいけます!海老はゲストが来る前に茹でておいて冷蔵庫で冷やしておけるので、さっと出せるオードブルとしてぴったりです。
- 海老(ブラックタイガー)400g
- 玉ねぎ 1個
- レモン 1/2個
- ベイリーフ 2枚
- 黒胡椒(粒)小さじ1
- ケチャップ1/4カップ(60ml)
- レモン汁 1/2個分
- ホースラディッシュ(西洋ワサビ)小さじ2
- ウスターソース 小さじ1
- 鍋に約1リットルの水を入れ、荒くざく切りにした玉ねぎ、薄切りにしたレモン、ベイリーフ、黒粒胡椒を入れて一煮立ちする。
- 海老は尾を残して殻をむき、背わたを取る。1の鍋に海老を入れ、色が変わって火が通るまで3分ほどゆでる。
- ざるにあけて水を切り、氷水にさっとくぐらせ、再びざるにあけて水を切る。
- カクテルソースの材料を混ぜ合わせる。
- 好みでレモン、パセリを添えて、カクテルグラスか大皿でソースとともに海老を盛り付ける。