アメリカ人はアイシングを施したシュガークッキーが大好きです。バレンタインデー、イースター、ハロウィーン、そしてもちろんクリスマス。アメリカではどんなホリデーやイベントにもシュガークッキーがつきものなんです。それぞれのテーマにちなんだ形と様々なデコレーションで姿を変えますが、土台になるクッキーはシンプルなバタークッキーです。
シュガークッキーはかための生地でできています。膨らんだり広がったりする生地では形が変わってしまうのでデコレーションがしにくいからです。生地を作るときにあまり空気が入らないように混ぜすぎないのが秘訣です。バターがたっぷり入ったさくさくのシュガークッキーはそのままでとても美味しいです。シンプルなだけに味のごまかしがきかないこのクッキー、ここはマーガリンで代用せずにぜひバターで。できるだけいい材料を選びましょう。デコレーションはそのまま型を抜くだけでも、目の粗いキラキラのサンディングシュガーをかけるだけでももちろんOKですが、時間があればぜひアイシングを。いつものクッキーがぐんと華やかになります。いろいろな色に染めたアイシングでクッキーを飾るのは、お友達や家族と一緒にするとより一層楽しいかもしれません。一方、夜中に一人で内職のようにデコレーションするのも格別ですが(←これわたし)。
ロイヤルアイシングはパウダー状の卵白を使ったで、クッキーデコレーションに最適です。色やかたさを自由に調整してお好みにクッキーを飾ってくださいね。
- 砂糖 1カップ(200g)
- バター(室温) 1½カップ(350g)
- たまご 1個
- バニラエッセンス 小さじ1
- 強力粉 3½カップ強 (455g)
- ロイヤルアイシング(別レシピ) 適量
- 砂糖とバターをボールに入れ、電動ミキサーで混ぜる。たまご、バニラを加え低速で混ぜる。混ぜすぎないように気をつける。
- 強力粉を加え、生地がスムーズになったらすぐに混ぜるのを止める。
- 生地をベーキングシートにくるみ、平らにして、ラップをかけて冷蔵庫で1-2時間冷やす。
- 冷たい生地を打ち粉をふった台の上で4-5mmの厚さにのばす。くっつかないように打ち粉をこまめにふる。
- 好きなクッキー型で生地を抜き、ベーキングシートをしいた天板にのせる。
- 予熱しておいた175度(華氏350度)のオーブンで、10-15分(サイズによる)、まわりが少しきつね色になるまで焼く。
- 完全に冷めたらロイヤルアイシングでお好みにデコレーションする。