パリッと焼いたトルティヤの中に、とろーりとろけるチーズ。メキシコ風ホットサンドであるケサディーヤは、チーズ大好きアメリカ人にとても人気のある軽食です。メキシカン大好きの我が家でも、例外なく良く食べる一品でもあります。フライパン一つで簡単に手早く作れるので、休日のブランチやお昼ご飯、そしてパーティーのおつまみとしてもぴったりです。
レストランなどでは、グリルされたチキンの入ってるものや、具沢山でボリュームたっぷりなものもありますが、ケサディーヤの基本はトルティヤとチーズ。うちの子供達が大好きなのが、このチーズだけのプレーンなケサディーヤ。トルティヤは小麦粉のもの(フラワートルティヤ)を使うのが一般的ですが、とうもろこしのコーントルティヤでもできます。チーズは、アメリカではモントレージャックやチェダー、モッツァレラチーズなどのシュレッドタイプを使いますが、これも溶けるタイプのものならなんでもいいです。
基本のケサディーヤの作り方さえ覚えると、具は残り物でもなんでもOK。ここでは、例としてブラックビーンズとトマトなどを入れてみましたが、残り物のチキンやステーキ、海老などを細かく切ったものや、ツナ缶、そしてほうれん草やマッシュルームなんかのお野菜を入れるのも美味しいです。メキシカンの味のポイントとして、刻み玉ねぎとシラントロ(香草)を入れるのをお勧めします。(子供には嫌がられそうですが。。。)
週末の遅めの朝食に、ブログ用の写真撮影をかねて作ったこのケサディーヤ。写真を撮った直後から、家族の手が次々に伸び、すぐになくなってしまいました。手づかみで、パクパクと食べられるところも子供食にぴったりですね!
そのまま食べても美味しいですし、お好みのサルサやワカモレを添えてもいいですね。
- トルティヤ(直径約20cmのもの) 2枚
- 好みのチーズ(シュレッドタイプ) 約1/2カップ
- ブラックビーンズ(缶詰を水切りする) 約1/4カップ
- 玉ねぎ(みじん切りに軽く塩をする) 約1/4カップ
- トマト(種を取って粗みじん切り)約1/4カップ
- シラントロ(香草)(粗みじん切り) 適量
- フライパンをよく熱し、トルティヤ1枚をのせ、弱めの中火で1分ほど焼き裏返す。
- すぐにチーズを中央に広げ、具をのせる。もう1枚のトルティヤを具の上からのせ、1-2分ほど焼いてからひっくり返す。
- さらに2分ほど焼き皿に移して6等分する。両面にうっすら焦げ目が付き、表面がパリッとし、中のチーズが溶ける頃が焼きあがりの目安。