アメリカ人が年に一度サンクスギビングの祭日には必ず食べるローストターキー(七面鳥の丸焼き。)そのままスパイスを塗ってオーブンで焼くこともできますが、このレシピはブライン(Brine)と言って前日から味つきの塩水で生のまま肉を漬け込む方法。かなり手間はいりますが、そのままでは淡白な味のターキーでも、中まで味がしっかりついて必ずジューシーにおいしく焼けるレシピです。…
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クリスマスやサンクスギビングデーなどのアメリカのホリデーには欠かせない、付け合せ野菜のクリームドスピナッチ。刻んだほうれん草をクリームソースで和えたオーブン料理です。茶色いホリデー料理が多い中、緑色が美しい一品です。いつが旬かもわからないほど一年中出回ってるほうれん草ですが、11月12月のホリデー時期には大活躍の野菜です。特にアメリカでは手軽な冷凍ほうれん草(みじん切り)が買えるので、クリームドスピナッチは簡単に作れる副菜として重宝されています。…
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製菓学校時代の友達が教えてくれたレシピ。イタリア系アメリカ人の彼女はイタリア料理が大好き。彼女がこどものときは、イタリア移民のおばあちゃんがイタリアの料理やお菓子を作ってくれたそうです。その彼女にすすめられたのが「San Marzano」という種類のトマトの水煮缶詰。…
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義理の祖母はお料理上手な女性でした。93歳で亡くなるまで、ホリデーになると必ずお菓子やお料理を手作りして、それがまたとってもおいしかったのです。おしゃれな感じとは程遠い、素朴でシンプルなものが多かったですが、わたしも彼女のように作りたいなぁ、と少なからず影響を与えてくれました。…
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10月の終わりごろからクランベリーがスーパーに出回り始めます。日本ほど野菜や果物の季節感がない南カリフォルニアですが、クランベリーを見ると、「あ~、秋だな~。」って思います。アメリカに来て間もない時期のサンクスギビングのときから作ってるクイックブレッド。クランベリーの入ってる袋の後ろに載ってる簡単なレシピです。当事、サンクスギビング料理初心者のわたしでしたが、以来、義理の家族から毎年頼まれる一品になりました(簡単だけどね~:)。…
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サンクスギビングと言えばパンプキンパイ、パンプキンパイと言えばサンクスギビング、と言っていいほどパンプキンパイはアメリカでは感謝祭のディナーからは切っても切り離せないデザートです。シナモンやクローブなどのスパイスの香りがキッチンにただようと、南カリフォルニアでさえも、秋も深まってきたな~、という感じがします。…
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数年前にオハイオに住む夫の叔父夫婦の家でサンクスギビングディナーをいただいた時に初めて口にしたパンプキンロールケーキ。日本のロールケーキのようなフワフワスポンジにたっぷりクリームではなく、かぼちゃを生地にたっぷり入れ込んでしっとしりした生地の中はクリームチーズ。…
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日本でパイというと、たくさんの層からできた折りパイを使うことが多いですが、アメリカのパイ生地は基本的に練りパイです。簡単で誰にでもできるのですが、ちょっとしたルールを守ると、さくさくの軽いパイ生地ができます。…
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かなり邪道な・・・、でもポピュラーなバーベキューチキンピザ。California Pizza Kitchenというチェーンレストラン店で食べて以来、大好きになった味です。このレストランから出ている冷凍のバーベキューチキンピザも冷凍なのにかなり質が良くてびっくりなんですが、それは、まぁ時間がないときにでも。家で作る焼きたてのピザはやっぱり格別です。バーベキューソースと香草(シラントロ・コリアンダー)が妙にマッチしておいしい~、なので、かけすぎちゃいます。…
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タコスといえば、コーントルティーヤを揚げたハードシェルにひき肉や野菜を挟んで食べるスタイルのものが有名ですが、ここ南カリフォルニアでの定番は、白身魚を柔らかいトルティーヤ(ソフトシェル)で包んで食べるフィッシュタコス。メキシコ国境近く、そして海沿いの街サンディエゴでは、このフィッシュタコスが名物でもあります。…